ミニチュアダックスの日々のお手入れ!無理せずプロ(トリマー)にまかせよう!
ミニチュアダックスの抜け毛は個体差が大きく様々で、特別に抜け毛
が多い犬種ではありませんが季節に関係なく抜けるので日々のブラッ
シングのお手入れは犬の健康を保つためにもとても大切です。
常に触ってあげることで犬の異常に気づくのも早くなります。
お手入れは犬と人との コミニケーションの1つになりますので楽しい
スキンシップの時間でもあります。
最初に嫌な思いをしたりすると犬はお手入れを嫌がったりしてしま
いますのでブラシを見せるだけにしたりとゆっくり進めていくと良い
でしょう。
ミニチュアダックスフンドの種類としてスムース・ロング・ワイヤー
の3種類のタイプがあります。日々ブラッシングも異なってきます。
1、スムースタイプ(毛先が短くビロードのような毛並み)
タオルやラバーブラシまたは獣毛ブラシでブラッシングすると良いでしょう。
抜け毛が少ないように感じますが、意外にもロングタイプよりも多
く、部屋に短い毛が抜けると掃除しにくいので毎日のブラッシングが
必要になってきます。
お手入れは蒸しタオルでマッサージするように拭いて皮膚の状態もチ
ェックしておきましょう。
ブラシはラバーブラシまたは獣毛ブラシを使うと良いでしょう。
2、ロングタイプ(週に2から3回以上)
スリッカータイプ(ソフトタイプ)がオススメです。
スリッカーブラシを使用するときに強く当てると皮膚が傷つくことも
ありますので注意しましょう。
コームも仕上げの時に使用してもいいでしょう。
*ブラッシングを始めるときは、毛先からほぐしながら少しずつ根元
のほうにブラシをかけてあげましょう。
犬も嫌がらずにスムーズにお手入れができます。
*お尻はもつれやすく抜け毛が多い場所なので丁寧に行い、毛玉がで
きやすい内股や脇の下は念入りにしてあげましょう。
*耳の毛を溶かすときは自分の手を耳の下に添えるとしやすいです。
力を入れず優しくしてあげましょう。
毛玉がひどい場合は根元から毛先に向けて軽く揉みほぐすように広るようにして、難しいようなら無理せずプロ(トリマー)にまかせましょう。
3、ワイヤータイプは固い鋼のような針金のような形質が特徴です。
トリミングは毛質をさらに硬く強くするために毛をわざと抜き取る作業を
必要とされますので飼い主さんが望むのであればプロ(トリマー)にお任
せすることをお勧めします。
特に毛質を変える必要がないと思う場合はロングタイプと同じようにブラ
ッシングしてあげると良いでしょう。
ブラシはスリッカーブラシで背中など、やりやすい場所からブラッシング
よう気をつけてあげて下さい。
*ラバーブラシ・猛獣ブラシ・コーム・スリッカーブラシ・イヤークリーナー・綿棒
*耳のお手入れ方法(週に一回程度)綿棒やペット専用。
クリーナーを手に取り耳に入れて、優しく耳の付け根を揉むようにマッサージしてあげましょう。
コットンなどで汚れを拭き取り、水分を残さないように気を付けましょう。
*耳を上のほうに引っ張り上げると嫌がりますので後ろに引くようにする
と耳の中も見えやすいです。
耳のお手入れ:必ず明るいところで耳の中を目で確認しながら行いましょ
う。
イヤークリーナー等の水分が耳の中に残らないようしっかり拭き取りまし
ょう。
耳の中はとてもデリケートなので綿棒を使用する場合はあまり無理に入れ
ず、目に見える部分だけにしましょう。
嫌がる場合は耳を傷つける恐れもありますので無理せずにやめましょう。
ミニチュアダックスは垂れ耳のため汚れが溜まりやすく病気になりやすい
です。
耳のトラブル: 外耳炎や耳ダニの感染防止のためにも早めに動物病院で診
てもらいましょう。
*目の健康を守るためにも目の周りは清潔に保つことが大切です。濡らし
たコットンなどで優しく目の周りを拭き取ってあげるようにしましょう。
爪切り:ミニチュアダックスは運動が大好きなのでお散歩に行って自然に
爪が削れることもありますが爪切りをしっかり行う必要があります。
ダックスは 爪が伸びるのは早い ので爪が肉球に食い込んでおり頭痛い思
いをさせてしまいますので日々チェックしましょう。
カラーが豊富なダックスの場合は(ブラックタンなど) 爪が黒い事も多く
血管や神経が見にくいので犬用爪切りで少しずつカットして深爪にならな
いよう注意しましょう。
初めから押さえ込んで爪切りを行うと爪切りが嫌いになってしまいます。
初めは爪切りを当てるだけにしたりと少しずつならしていくこが大切で
す。
不安な時はシャンプーやトリミングの時にプロ(トリマー)や動物病院でお願いしましょう。
この時に肛門線絞りも一緒にお願いするのも良いでしょう。
犬は歯周病になりやすく毎日の歯磨きが効果的です。歯周・歯石予防のた
めにも週一回程度は行うようにしましょう。
嫌がる場合はガーゼや専用の歯磨きシートを指に巻いて、歯の汚れを拭き
取ってあげましょう。歯磨きガムを与えるのも効果的です。
犬は口を振ら触れられることに対して嫌がったり恐怖を感じたりするので
少しずつ慣れさせていきましょう。
リラックスして口の中のチェックができることが大切です。
まとめ
・ブラッシングは楽しんで行いましょう。
・耳掃除、爪切り、歯磨きは犬が嫌いにならないよう少しずつならしてい
きましょう。
・飼い主さんがストレスになる前に動物病院やプロ(トリマー)にお願い
しましょう。
(私もワンちゃんが動いて危ないので動物病院でお願いしています)
ここまで読んで頂き有難うございます。
参考:ミニチュアダックスフンドの書籍