更年期!血圧が高くなる?!
私はもともとは血圧が低めの方(100/70位)でしたが、ここ数年は体が締め付けられるような感じで立っていられなくなり、血圧を測ると下が100を超えたりしています。下が高いのは中々薬では治療できないと言う事は知っているので、無理することなく落ち着くまで横になるか、首をアイスノンで冷やしたりして過ごしています。
歩いたり無理ない程度の運動をすることが大切だと分かっているのですが、目眩があると中々外出出来ず、近くで食材などを購入するだけで目一杯です(笑)
ホットフラッシュ症状も体調を崩した30代の頃経験しています。何時起きるのか分からないので困りものです。
このように更年期以降は血管に関する病気が急増します。代謝を整えてくれ、病気から女性の体を守ってくれた女性ホルモンが減少し、女性ホルモンが乱れる更年期から血圧も上がりやすくなります。
早めのコントロールをおススメします。
女性は40代〜50代になると以前は低血圧だったのに血圧が高めになる人が増えてきます。更年期は血圧が不安定になりやすい時期で予備軍も含めると50代の2人に1人が高血圧になるそうです。
エストロゲンは血管を拡張させるので、女性は男性に比べ血圧が低く、40代に入ってエストロゲンが減り出すと血管の柔軟性が低下し血圧も上がっていきます。
更年期高血圧
更年期をきっかけに急に高くなる人がいて、更年期高血圧という状態になります。
ストレスなどちょっとしたことで血圧が急に上がったり、また戻ったりを繰り返し、ホットフラッシュに悩む人は血圧も高くなったり低くなったりすることが多いです。
私も上が140前後、下が100以上あることが多くなりました。目眩がします。
血圧はよほど高くならないと頭痛などの症状は現れません。通院などで測って初めて高いことに気づく人がほとんどです。交感神経の緊張なども高血圧を招くリスクになるので用心しましょう。
上がったり下がったりの更年期高血圧も更年期が終われば落ち着きます。
その後高血圧に移行する場合もあります。更年期のうちに予防を始めれば、その後の血圧上昇を緩やかにすることが可能です。
更年期高血圧の予防について
予防1:運動
運動して血流が速くなると、血液内の細胞が一酸化炭素を作り出して血管が拡張し、血液がスムーズに流れるようになって血圧が下がります。
心拍や脈拍数が多少増えて、息が上がるくらいの運動がおススメ。
緩やかな歩きを脈拍数が1分間に110回位まで上がる早歩きを10分続けたら次は普通ペースで5分歩くこれを毎日30分以上。
血圧をこまめに測り、どんなときに高くなるのかを知って生活を調整することも大事になってきます。
予防2:減塩
減塩食事のコツは食塩を減らし、カリウムたっぷり。塩分が多いと腎臓がナトリウムを排出することが出来ず、血液量が増えて血圧が高くなります。
減塩の工夫をしてナトリウムを排出するカリウムも摂るようにしましょう。
予防3:睡眠
睡眠は6時間以上がおススメ。
寝不足は食塩感受性を上げます。
睡眠不足になると交感神経が興奮して血管が縮み、血圧を上げるストレスホルモンの分泌が増えます。
予防4:ストレス
緊張していると感じたらすぐ腹式呼吸をしましょう。
ストレスは交感神経を緊張させ血圧が上がる。そんな時は “腹式呼吸!お腹を引っ込ませる、口から長く息を吐く”これを繰り返すと血圧が下がります。
*高血圧予防をして生活改善しても血圧が下がらない、最初から血圧が非常に高いといった場合は降圧薬に頼ることになります。
ただし更年期は薬選びが特に重要となります。
*血圧が高いときには降圧薬を飲むと高い時は良くても、血圧が下がりすぎて動けなくなってしまう人も少なくありません。
*このような場合は更年期症状を治療するのが先決です。ホルモン療法で良くなることもあります。
早めに受診して病気がないかどうか調べてもらい、自分の体調をみながら焦らず取り組んでいきましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございます。